Ysシリーズ体系図

Ysシリーズを独断と偏見により時系列、シリーズ毎に区分けした体系図を作りました。
※1 アドルの年齢に関して
 アドルは16歳の時、冒険の旅にでて、その1年半後にエステリアの冒険(便宜上以降「Ys1」と記載)を体験します。つまりYs1では17歳(正確には17.5歳)の筈です。
しかし、Ys3ではオープニングで「Ys1の冒険の約3年後」と言いながら、エンディングでは「Ys3アドル19歳の冒険」と言っています。
Ys3の年齢から逆算するとYs1は16歳の冒険でなければなりません。
更にPCEYs4はYs1(Ys2)から2年後の設定で、アドル18歳と明記されており、これも逆算するとYs1は16歳の冒険でなければなりません。
また、「冬樹社発行 イースグローバルガイドブック」や「角川書店発行 イース大全集」でも「Ys1はアドル16歳の冒険」と書かれています。
『間違いです。』の一言で片付けてしまえば楽ですが、
PCE版と他機種(便宜上オリジナルと称す)では、アドルの年齢設定が異なっていて、Ys3の「3年」とは「2年半」と考えれば、一応筋は通ります。
つまり、以下の表のような設定になっていると考えられます。
オリジナル PCE オリジナルのアドルの年齢 PCEのアドルの年齢
冒険開始 Ys1の1年半前 - アドル16歳 アドル16歳
Ys1・2 - - アドル17歳(17.5歳) アドル16歳
Ys4 Ys1の半年後 Ys1の2年後 アドル17歳(18歳弱) アドル18歳
Ys3 Ys1の2年半後 Ys1の3年後 アドル19歳(20歳弱) アドル19歳


※2 Ys1の冒険時の西暦に関して

 
「冬樹社発行 イースグローバルガイドブック」に、「西暦74
2年7月初旬アドルが生まれた」との記載がありますが、
その次ページの年表では「西暦74
4年アドル生まれた」と記載されており、恐ろしく、信憑性の乏しいガイドブックですが、
他にYs冒険時の西暦を記載してある資料が見つからなかった為、

信用できませんが、やむを得ず西暦760年頃と記載しています



※3 アドル最後の冒険に関して
 @63歳で北極点を目指し行方不明
 A北極点を目指し失敗した後生家に戻って63歳で死去
 上記@、Aのどちらが正なのははっきりしませんが、ここでは@設定を正とします。


※4 イース・ストラテジの西暦に関して
 ストラテジのマニュアルに「AD777年」と明記されています。


※5 イース・オンラインの時代に関して
 以下のサイトのプロローグに「赤毛の剣士が歴史に名を刻んでより百年余り」と書いてあります。
 http://game.netmarble.jp/cpsite/ysonline/intro/info_story.asp


※6 アルタゴの5大竜に関して
 アルタゴの5大竜に関する(と思われる)見聞を列挙します。
 ・アドルの代表的な冒険として「セルセタの樹海」「砂の都ケフィン」と共に「アルタゴの5大竜」が挙げられている。(PC88版イース1のマニュアルより)
 ・「宝島出版のFC版Ys1の攻略本」「JICC出版のイース冒険の書」には「
セルセタの5大竜」という素敵な勘違いをした冒険名が記載されている。
 ・ナポレオンの”我輩の辞書に不可能という文字はない”という言葉はアドルが5大竜を倒した時に発した言葉が元となっている。(「JICC出版のイース冒険の書」より)
 ・「冬樹社発行 イースグローバルガイドブック」の年表の順番では、何故か「セルセタの樹海」の前に「アルタゴの5大竜」が記載されている。
 ・イース・ストラテジには「魔竜」を封じた5つの宝玉が登場するが、この魔竜がアルタゴの5大竜を指しているか否かは定かではない。
 ・5大竜の舞台となる「アルタゴ」は都市国家で、ロムン帝国の宿敵として、長年争っていた。(イース・ストラテジ公式サイトより)
 ・「アルタゴ」のスペルは「A
LTAGO(ARUTAGOではない)」であり、リュウの漢字は「(ではない)」である。(メディアワークス出版 イース大全集より)
 ・「
」と「」の違いに関して
  一般には「龍」は「竜」の旧字体とされているが、「銀河英×伝説」の作者「田×芳樹」の「創×伝」では、「竜」の方が旧字体と見なす記述があります。
  しかし、私は、この意見は信用していませんが。
  また、」は西洋のドラゴンや、悪しきイメージを含む場合に用い、「」は東洋の龍、聖なるイメージを含む場合に用いられるとの意見もあります。
 ・Ys6に、アルタゴ出身の交易商人「バスラム」が登場する。
 ・アルタゴはアフロカ大陸の北部にあり、アフロカ大陸南部はロムン帝国も未開の地で、熱帯降雨林のは色鮮やかな動物や人食い人種がいるとされている。
  また北部は川沿いにあり、古くから文明が栄えていた。(冬樹社発行 イースグローバルガイドブック)

おしまい