「本領発揮・後編」


いろんな意味で・・・



キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!




「天才料理少年 味の助」(宗田豪)


前編なんかどうでもいい、後編こそが真・宗田ワールド。
一挙2話掲載・後編、第14話レビューです。



“さぁ・・キミの力を見せてもらおうか?”


前編で一の料理が終わり、いよいよ味の助の出番です。
しかし、一の平凡な料理に圧倒されてしまってる味の助と萌乃香・・・


“負けたくない!!”


じっちゃんの名にかけて!!間違い


“お爺ちゃんの名にかけても・・”

“この対決絶対に勝ちたいんだ!!”



そんな味の助が何かに気付きます。


“なんだか外が騒がしいね・・”


そう言って窓を空ける一、そこでは族の集会が行われてました。





大ピンチの味の助の前に援軍登場!!


“味の助ーっ!!  話聞いて応援に来たぞ!!”

“私も来てるわよー!!”





ダブリの斉藤君わがまま水泳娘かおりちゃんです。
多分周りの連中は、






コロッケのときのコイツらだと思われます。
ついでですが味の助のお母さんも来てますね。


“みんな僕の応援に・・僕を・・信じてくれてる!!”


これまで登場したみんなの応援で、一のプレッシャーをはねのけ


“よぉ〜し!! 料理いくぞーっ!!”


と、最終決戦に挑む味の助。
とても香ばしい打ち切りの香りがしてまいりました。
これって打ち切りの準備段階でしょ、いやむしろここで終わっても・・・

さて、悲壮な打ち切りの雰囲気を吹き飛ばし、調理に入る味の助。


“僕が用意したのはこれ・・コレ!!”

“魔法の音のするギョーザだよ”



羽根つきギョーザを焼きに入る味の助。
先週のギョーザと何が違うんでしょうか?


“ただのギョーザじゃないよ! さらに・・”

“ここに油を入れる!!”


“えっ!? そんな鍋いっぱいまで・・!?”

“これは焼くというより揚げ焼き!?”



餃子を焼いてるところに、常温の油を大量に入れてもちゃんと揚げられるんですか?
どうも餃子が油でベトベトになりそうなんですが・・・
まぁ、マンガなのギョーザはちゃんと焼きあがります。


“ハイっ 出来上がりっ”


そしてまどかの試食に入ります。


















さて、皆様大変長らくお待たせいたしました。
思えばココまでの道のりは長いものでした。
コロッケの回でおり絵ちゃん



こんなことになって以来、宗田先生の出力は低下の一途をたどりました。
それからは料理そっちのけで女の子描いたり、妄想を描いたり、挙句死人が生き返ったりしてました。
そんなつらかった過去を乗り越え、今復活する宗田ワールド、いや真・宗田ワールド!!














まずはお決まりで口元のアップから、そして・・・


































顔面発射キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!






                \ │ /
                 / ̄\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< 肉汁ピュッピュッ!
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                    ∩ ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ ∧ ∧ \( ゚∀゚)< ピュッピュッピュッピュッ!
ぴゅう〜〜〜〜っ! >( ゚∀゚ )/ |    / \__________
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もはや説明の必要なし、宗田豪完全復活
以前の肉汁よりパワーアップしてませんか?
もはや雁斜、もしくは口内(以下自主規制)ではないですか。
もうストーリーなどどうでもいい、この汁さえあれば。

そして・・・



口元も拭かずに説明を始めるまどか、これもきっと宗田先生の狙いですね。

さて、このギョーザの秘密ですが、先週のラストで出した食材からスープを作り、 それをギョーザの具に仕込むと言うものでした。
鳥皮からは油を作り、テールは無かったことになってます。


“このギョーザはまさに・・”




ハモってるのは肉汁だけなんですが、まぁいいでしょう。
しかし、このギョーザも相変わらずキモイな、箸の抑え方もなんとなくエロいし・・・


コレほどまでの肉汁料理を食べたまどかですが、なにやら浮かない表情・・・
そりゃいきなりあれだけの汁を顔にかけられれば、誰だって気分悪いわ。
しかし、出した方は気分爽快で、


“じゃあ次はメインだよ!!”


と、メインの料理に移る味の助。

どうやらメインには、天ぷらそばを作るみたいです。
かき揚げ、海老天、アナゴ天をそばに乗せていきます、ちゃんと音もしてますよ。

で、出来上がったそばを食べるまどかですが、先程と同じく浮かない表情。
どうやら、何かを考えているようです。


“京極くんの料理はあんなに夢中になってたのに・・どうして!?”


戸惑う萌乃香。


“勝負あったね・・”


余裕の一、そして語り始めます。


“これは音の勝負なんだ!”

“君の音では食欲はそそられないんだ!”



しかしいくら音の勝負だからって、おこげを作るような安直なヤツに色々言われたくないな。
そんな勝ち誇る一にたじろぐ味の助、負けを確信する萌乃香・・・その時


ズズ・・


肝心のまどかは、まだそばをすすってました、そして・・・


“ううん? 違う! 音がする!!”


そう言って味の助の料理の説明を始めます。


“さっきのギョーザ・・ 食べたときにギョーザから3つの音がしたのよ!?”


驚く一同、そして萌乃香がギョーザを試食します。


“このギョーザから・・!?  それって一体・・”










当然のようにこのシーンから・・・













萌乃香にも発射!!

ヒロインは私よ、と言わんばかりに汁の洗礼を受ける萌乃香。
ヒロインのくせに汁の被弾率は低いですからね。

さて、餃子の説明ですが3種類の皮を使って餃子を包み、 一気に揚げることで3つの音と食感を作り出したのだそうです。

そばの方はだしがしみ込んだ衣がほぐれてそばと一緒に口の中にへ、 その時の音がたまらないらしいです。
そばの方は普通だな、ギョーザがメインの方が良くなかったかな?

味の助のそばを食べて、全てを理解したまどか。


“京極くんの料理が作ってる時の音がおいしい料理だとしたら 味の助くんの料理は・・”

“食べてる音がおいしい料理だったのね!!”


(なんという逆転の発想・・!!)



いや、多分そっちの方が普通だろ。
作ってる時の音って、どんな料理でも音はするだろうに。
しかも普通作ってる時の音まで間近で聞かせるもんかな?

説明が終わると、またしても夢中でそばをすするまどか。



尋常な目ではありません。

何かおかしな薬でも盛ったか味の助、まさか催○剤?


“この音は・・体の中をかけめぐるこの音は・・!!”

“まるで・・”



















<5万人のスタジアムライヴでの
       観客総立ちの拍手の音のよう・・!!
















“あぁ・・”
















“今度は全部脱いだ!?”


また1人味の助の毒牙に・・・

何かエロゲーみたいな展開になってきたな・・・
これも狙いのうちですか宗田先生?







しかし、今回の一挙2話掲載といい、以前出てきたキャラクター総登場といい・・・

打ち切り漫画なのか、人気連載なのか解らなくなってきたな

俺は10週打ち切りだと思ってレビュー書き始めたんだけどな・・・・









さて、いつもやってる次回予告ですが・・・




京極の料理で脱がなかったまどかちゃんが

味の助の料理を食べて全部脱いだ!?




この引き方から次回予告を考えると、どうしても


18禁方向


に思考が進んでしまうので、次回予告は自粛します。
やっぱそっち系のマンガ描いた方がよくないですか宗田先生。

                                               H16・2・7