「怪物vs味の助?」


こんなAA見つけました。

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      /___ゝ_ソ   /     人__) `ヽ           /   \

あの感動よ、もう一度・・・




「天才料理少年 味の助」(宗田豪)


さて・・・・・・



ついに単行本が発売されるようですね。
何か丸1ページ使って販売予告してますが・・・

そんなに推してどうする講談社?

俺はもちろん買いませんがね、汁が増量されるのなら考えますが・・・
では、第17話ののレビューです。


突如味の助に店に飛び込んできた少年、彼は一体何者のか?


“来てくれ味の助!! うちの店が・・・・!!”

“池田くん!?”

(保育園からの幼なじみでウチのサッカー部のエース パン屋の池田くん!!)



こんなわざとらしい人物紹介、テリーマンでもやんねぇ。
幼なじみとかいっぺんに説明しなくても良かったんじゃないですか。

この池田くんですが相当あわてています、妹まで来てるし一体何があったのでしょう。
真相を掴むべく、池田くんと走り出す味の助。


(お店がヤバイ!? ハンバーガーモンスター!?)

(一体どういうことなんだ!!)


そして味の助が目撃したものとは・・・?





“イラッシャーイ!!”

“本場アメリカから来たハンバーガー怪物ダヨ〜!!”


“な・・!!” “これは・・”



ただハンバーガー売ってるだけじゃねぇか。
これじゃコロッケのときと全く同じだよ。

派手な客寄せを展開するハンバーガーモンスター(店名ですね)、そしてハンバーガーをむさぼる民衆・・・


“皆サァ〜ン 本物のハンバーガーの感想ハ〜 いかがですカァ〜?”



ラリってますねぇ〜間違いなく・・・
特に右から3人、お前等は放送コードに引っかかりそうだ。

しかし・・・


“肉の本場テキサスの味!! オイシイヨ〜!!”


と言って宣伝してるんですが・・・


「材料に使ってる肉の産地はどこですか?」

「モチロンテキサスで〜す!」

「BSEで輸入禁止ですが、もしかして密輸ですか?」

「・・・間違えました、オーストラリアで〜す」

「テキサスの味じゃねぇじゃん、おいジャロ呼べジャロ!」


こんなやり取りでどうにかなんねぇかなと考えてしまいました。
やっぱBSEは無視ですかね?

もはや何かイケナイ物でも入れているかのような人気ぶりに圧倒される味の助。
そこで池田くんが語り始めます。


“うちは移動パン屋だ・・・・”

“学校帰りの学生にいる所へ行って手作りのコロッケパンやハムカツパン・・サンドイッチで人気だったけど・・”

“中でも一番人気は特製ハンバーガーだったんだ!!”

“でもある日あの店が来てから・・客を全部取られちまったんだ!!”



そりゃつまり、コロッケパンやハムカツパンがまずいからじゃないのか?
人気メニューの1つで売り上げが左右されるってのは、その他は人気無いってことでしょ。
にしても味の助の店に飛び込まなきゃならん事態ではないな、学校で相談したらいいじゃねぇか。


“味の助くん! あの店のハンバーガー買ってきたよ! 食べてみようよ!”


突然ですが萌乃香がハンバーガーを買ってきます。
さすが意地汚い萌乃香ちゃん、行動が早い。


“一体どんな味が・・”


そういってハンバーガーを試食する味の助。
おいしいハンバーガーらしく、味の助も絶賛しますが・・・



この絵じゃいまち伝わってこないな、今更ですが。
んで、今回の汁ですが・・・



こんなもんです、コレはやっぱり次回の肉汁への伏線でしょうか?
とにかく次回に期待って所ですかね。

ハンバーガーに改めて圧倒される味の助ですが・・・



ハンバーガーでか過ぎです。
いくらなんでも遠近法くらいはしっかり描け、それとも演出ですか?


実際に食べてみてハンバーガーモンスターの脅威を悟ったのか、一行は池田くんの父親の元へ。
対策を練るように訴える味の助ですが


“あぁ・・いいんだよ家は”

“おいしい店ができてみんなが喜んでるならそれでいいんだ”



と、全く気にしてません。
つーか、移動パン屋なら少し遠出してパンを売るとかしろよ。


池田父にも相手にしてもらえず、意気消沈で家路につく味の助一行。
すると池田くんが


“この通りだ味の助!!”

“店を・・親父の店を何とかしてくれ!!”



そう言って道の真ん中で土下座を始めます。
そして身の上話を始める池田くん、なんとしてでも店を守りたいようです。
そんな池田くんに対して味の助が語り始めます。


“池田くん・・”

“あの店は僕にとっても第2の故郷なんだ・・!!”












・・・( ゚Д゚)<まーた、狂ったか味の助?


保育園のときに池田父にハンバーガーをもらったことがあるそうです。
その程度で故郷認定か、お前にはいくつ故郷があるんだと小一時間問い詰めたい。
まぁ、その時の恩返しでもしたいと思ってるんじゃないでしょうか。


“僕も・・池田くんのお店を助けたいよ!!”

“でもハンバーガーモンスターの・・あのすごいハンバーガー”

“くやしいけど・・今の僕には・・あれよりすごいハンバーガーなんて・・”



そういって悔し涙を流す味の助・・・






だから何でハンバーガーなのかと。

パン屋がハンバーガー屋にハンバーガーで真っ向勝負を挑む必要はないだろ。
お前は猪木か?

販売場所を変えるとか、別メニューを推すとか色々選択肢はあるはずなのに。
そうだ、魔法のコロッケでコロッケパンでも作ったらどうすか、ピュッピュッって感じでさ。
まぁ、一度使ったネタをまた使ってるようじゃ漫画家としては失格ですがね。


何はともあれ、そんな悲痛な雰囲気を打ち破る怒声・・・


“このクズがっ!! だから日本人は使えねェんダ!!”


ハンバーガーモンスターの店長が従業員に説教しているようです。


“お前らは俺の言う通りに作ってりゃいいんだヨ!! ソース一滴焼き時間1秒までダ!!”


この言い方に切れた池田くん、


“待てよ!! 何だよその言い方!!”


怪物に食って掛かります。


“HA! あの貧乏パン屋のバカ息子か!? どうだヨ店の調子は!! HA!! HA!!”


そういって相手にしないばかりか、日本人を見下す発言を連発。
カチンと来る味の助、それにもかかわらずなおも続ける怪物。


“つまりィ〜私がいいたいのハ〜”

“日本人においしいハンバーガーは作れる訳ネェってことだ!!”



と、中指おったてて挑発全開。
まぁ、ハンバーガーごとき誰が作ってても問題ないですが・・・和食じゃねぇし。
またしても切れた池田くんモンスターに殴りかかろうとしますが、逆に顔面をつかまれ放り投げられます。
ラリアットで迎え撃ってくれればもっと面白かったんですが・・・
しかしこれで終わる怪物の攻撃ではありません。



池田くんの顔を踏みつける怪物、池田くん流血!!



ココまでの怪物の言動を記録して、 池田くんが傷害事件で訴えれば労せずしてハンバーガーモンスターは潰れると思うんですがどうでしょう?
池田くんは殴ってはいないからね、明らかに過剰防衛、しかも大人と中学生ですからね。
店を救いたいなら味の助じゃなくて弁護士にお願いしなさい。


そんな池田くんの醜態を見て、ついに味の助も切れます。


“ふざけるなよ・・作ってやる・・”

“お前よりもおいしいハンバーガーを僕が作ってやる!!”



と宣戦布告。
来週から日米ハンバーガー戦争の開戦です。
さて、どうやって肉汁を飛ばすつもりなのか期待したいですね。




次回予告です


親友の店と誇りをかけて味の助が立ち上がる!!

親友の悲しみに応えろ百舌の舌!!

飛べ肉汁! 己が誇りと友のために!!

次回「肉汁バーガー・開発編」にご期待ください。



カタカナ交じりの日本語を書くのはメンドクサイ・・・

                                               H16・2・27