「リビングデッドの呼び声」


この前、日記の方で今回の味の助の展開を予想をしてました。

@料理作る⇒老人食べる⇒老人復活⇒ハッピーエンド
A料理作る⇒老人食べる⇒老人持ち直す⇒台風も収まり老人病院へ⇒ハッピーエンド
B料理作る⇒老人食べる⇒老人最後にお礼を言って死去!
C料理作る⇒老人の容態悪化、料理が間に合わない⇒老人逝く⇒主人公号泣!

という4つの予想をしてました。
さて・・・結果は・・・




そ、そんなヴァカなぁっ!!




「天才料理少年 味の助」(宗田豪)


もはや、なんでもありの第9話です。


“僕が生きたエビを作る!!”


“そんなエビを作り出すなんて・・”


“神様じゃないんだから・・!?”



味の助の発言に驚く萌乃香と渚。


味の助くん、溺れてイカレちゃったのかしら?


と思ったことでしょう。
そんな味の助ですが、エビを作る宣言からわずか3コマで・・・


“できたよ!!”


早いぞ、味の助!!


一体、どのくらいの時間がたったんですか、宗田先生。
さて、そのありえない速度で作った料理とは・・・




“これが僕の エビ料理だよ!!”


脳みそに海水でも入ったのか、味の助?


寿司です、いくら見ても肝心のエビがありません。
味の助君、ひょっとして見えてはいけないものまで見えてるんでしょうか?
味の助の料理が全く理解できない一同・・・
きっと味の助が狂ったんだ、と思ってることでしょう。
しかし、味の助だけは・・・



これは病人に料理を勧める態度じゃねぇよな。


“食べやすいように一口サイズにもしてみました!!”


そんなこざかしい工夫はどうでもいいんだよ!!


渚に起こされ寿司を手に取るお爺さん・・・


“これは・・マダイか”


そういって寿司を口に運ぶお爺さん。


“これは・・こっちはタコか・・”

“おお・・”

“このイカも!! ヒラメも!! カレイも!!”



そう言ってお爺ちゃん寿司6カンを完食しました。
これならエビじゃなくても食えたんじゃないの?
しかし、マダイ・タコ・イカ・ヒラメ・カレイ・・・あと一個はなんだったんでしょうか?


“バカな・・この体調で・・全部食べた・・・・?”


驚く医者、「何か食べさせろ」って言ったのはお前なんだがな。
味の助の寿司の感想を語り始めるお爺ちゃん・・・


“タイも・・タコも・・イカも・・みんなおいしかった・・”


“この寿司の味は正しく・・”


“エビじゃ!! これは最上級のホンモノのエビじゃよ!!”






かわいそうに・・・死の直前に痴呆ですか?





今度は他のみんなにも寿司を勧める味の助。
一刻を争う状況で、よく全員分の寿司が作れたな。
味の助の寿司を食べる一同・・・



エロいシーンが無いので、このコマで代用します。
つーか、一口サイズにはしてないのな。


“ほ・・ホントだ!!” “エビの味だわ!!”


“でも一体どうして!? エビは一匹も無いのに何でエビの味が!?”



そりゃ、ごもっとも。
これからいよいよ味の助の寿司の秘密が明らかになります。


“これからの魚には一つの共通項があるんだ!”


“共通項!?”



なんで共通点じゃなくて共通項なんですか、宗田先生数学嫌いですか?
さらに説明をすすめる味の助・・・


“これらの魚全てに共通していること それは・・”





それは!??








“エビを食べている魚なんだ!!”









( ゚Д゚)・・・・・・・・・・








い、いかんいかん、まだそれだけとは限らん。
だって、 エビを作るって言ってたんだもんな・・・もっと説明を読まねば・・・


“今市場に生きているエビはいない・・・・”


“でも生きて食べられたエビは その魚の身になって”



“今も魚の中で生きてるんだ!!”


“そうだったのか・・!!”











・・・・まだだ、まだ終わらんよ!!!








きっと、調理方法にも秘密が・・・


“だから僕は市場を走り回って 一匹一匹エビの香りがする魚を探してたんだ!”


“養殖でなく生きたエビを食べた天然の魚を手に入れたかったんだ・・・・!”



“これだけの魚が見つかって本当に良かったよ!”








・・・・・・・・








・・・・・・・・・・・・・








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  |よし| ΛΛ  |よし| ΛΛ    |よし| ΛΛ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 〃 ̄∩ ゚Д゚) 〃 ̄∩ ゚Д゚)  〃 ̄∩ ゚Д゚) < 全員一致で逝ってよし!
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  |       味の助逝ってよし認定委員会                   |
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今週は宗田先生も大暴走です。 


もうね、真面目に討論するのも嫌なんですが・・・
寿司になった魚達は、エビだけを食べているわけじゃないんです。
「エビを食べてる」じゃなくて「エビも食べてる」魚なんですね。
それをさもエビだけ食ってるように説明するなんて、きちんと下調べしたんですか?
さらに、マダイを食べて全員が全員「エビの味がする」って、どんな味覚の持ち主なんですか?


と、まぁブツブツ言うことはたくさんあるんですが、結局一番問題なのは


エビを作ってない


っていうことですね。
これじゃ、寿司じゃなくても刺身でも良かったんでしょ。
なんで寿司にしたんだろう?
冒頭の2コマの間に市場を走り回っただけで、結局生きたエビは作ってないよね。
宗田先生、自分で作った設定、しっかり覚えてますか?


この後は、どうでもいい説明が続きます。
誰だよロブジョンって!? 


そして、味の助が語り始めます。


“お爺ちゃんが昔教えてくれたんです”


ーーー(どうでもいいので) 中略 (食物連鎖の説明だと思います)ーーーー


“そうしてつながってきた命を生かしてあげるのが料理なんだ”
by味の助の祖父


“そんな命の入った料理をおじいちゃんに食べてもらいたかったんだ・・!!”


たいそうな説明ですが、マダイを食べてエビの味ってのは納得いきません。
さて、こんなどうでもいい妄想は置いといて、病床に伏したおじいちゃんは・・・





“うれしかった・・最後にこんな・・うまいエビが食べられて・・・・・・”


“えっ? お爺・・ちゃん・・?”


“ありがとう・・味の・・助・・・・”


“!? お爺ちゃん!?”



















予想のB、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!


B料理作る⇒老人食べる⇒老人最後にお礼を言って死去!


これ読んだ時は笑いましたね、だって予想的中ですよ。


いくらなんでも、B・Cは無いだろなって思ってたんですがね。
先の展開を予想していい気分だったんですが・・・





宗田先生は、俺の予想の斜め上を突っ走ります!!





奇跡の台風も去り、朝日にたたずむ味の助と萌乃香。


“結局・・僕は・・また・・お爺ちゃんを助けられなかった・・”


と、この期に及んでまだ料理で命が救えると思っています。
しかし、そんな中・・・


“味の助くん!! 萌乃香ちゃん!! はやく来て!!”


渚があわてて走ってきました。


“どうしたの!? そんなに息切らせて・・”


“あのねっ あのね!!”









































・・・斜め上を行かれました・・・誰がこんなん想像できるんだよ・・・


“奇跡としか言いようがない・・! 一度は脈が止まったのに・・”


それはお前の測定ミスだ、ポンコツ医者め!!
さて、生き返ったお爺ちゃんは・・・


“味の助くんのおいしい料理を食べたら・・”


“もうちょっと生きてみたくなったんだ・・”










喝!!!








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もう、一回逝ってよし!!


もはや、ギャグマンガです、久々にマンガ見て大爆笑しました。

しかし、驚くべきことはこの後にも・・・


“しかし・・2度目だな・・”


“料理で命を救われたのは・・”



・・・前にも一度死に掛けたようです・・・
コイツ何度か死んでも蘇るから伝説の漁師なんじゃねぇの?

話を続けるゾンビの爺さん・・・


“40年前ある人が作った料理でワシは命を救われた・・”


“その人って一体・・・・”


“徳川 優作・・!!”


(徳川 優作・・)


(僕のお爺ちゃん!?)



衝撃の事実です、徳川家はネクロマンサーの家系なんでしょうか?
この発言は次回への複線なんでしょうか、それとも・・・?






ーーーえっ!? 伝説の料理人 百舌といわれた祖父がこの島に・・!?ーーー


ーーー次号急展開!!ーーー






次回「急展開 打ち切りカウントダウン!!にご期待ください。





ふと思ったんですが、味の助の父親って一体何者なんでしょうね?
ここまで一度も出てきてないし、もしかして死んでたりするんでしょうか?
思えば味の助もかおりも渚も、父親の登場はありませんでした。
なぜ、父親は出てこないんでしょうね。


                                               H15・12・31