第3回 「ピロピロと紫」

MR.BIGのライブを見て益々速弾きに憧れピロピロやっていた。
コードやスケールなんかお構いなしでピロピロ
しかし、ギターを始めて1年程度でポールギルバートのテクニックはハードルが高過ぎた。
バンドでやるにも完コピ(1曲完全コピー)出来ない曲をやるわけにもいかず困っていた。
MR.BIGはギターも難しいがベースもドラムもトップレベル、そして何より英語が歌えるボーカルが居ない。
ちなみにこの時のベースは最初からの付き合いの松尾が渋々ベースをやってくれていた。
本人はギターがやりたかったようで現在は自分のバンドでギターを弾いている。
尚、ドラムはテクニックのある男でMR.BIGのパットトーピーと同じフレーズを叩く事が出来た。

自分でもポールギルバートは遠い存在と感じていた時に出逢ったのが、殆どのギターキッズが一度は弾いたことのあるギタリスト
ディープパープルのリッチーブラックモアだ。
スモークオンザウォーター、ハイウェイスター、バーン
バーンはソロで3連の分散和音があるので別にしても

※3連の分散和音の音 このこの音を聴くにはWindows Media Playerが必要です。
聴けない人はこちら

スモーク?ハイウェイ?
簡単じゃーん(ここでも馬鹿炸裂)まぁ確かにポールギルバートのソロに比べれば譜面をなぞるだけなら簡単に見えるし
リズムがシッチャカメッチャカでも弾ききる事が出来た。
スモークのイントロなんか誰でも出来るし、何度もやり過ぎて食傷気味だが1曲通して弾く事の喜びを味わった気がした。

尚、リッチーブラックモアのギターセンスに気が付くのはかなり後からである。